里親制度のご案内
「里親制度」とは
こどもが健やかに成長していくためには、あたたかい家庭が必要です。しかし、親の病気や虐待等の理由により自分の家庭で暮らすことのできないこどもたちがいます。そんなこどもたちを児童福祉法に基づき、里親の家庭であたたかい愛情と理解をもって育てていただく、こどもの福祉を保障する制度です。
里親の種類
〇養育里親
何らかの事情により、保護者の家庭で育てることができなくなったこどもを養育する里親です。週末や夏休みなど、短期間の養育を行う里親もいます。
〇専門里親
専門的な知識や技術を習得し、虐待などにより心身に影響を受けたこどもや、障がいのあるこどもを養育する里親です。
〇養子縁組里親
養子縁組によって養親になることを希望する里親です。
〇親族里親
両親が死亡、行方不明、疾病による入院になるなどのやむを得ない事情がある場合、こどもの扶養義務者が里親として養育するものです。
里親になるために
里親になるためには5つの要件があります。
(1)心身ともに健康であること
(2)児童養育に対する理解と愛情を持っていること
(3)経済的に困窮していないこと(親族里親は該当しません)
(4)欠格事項に該当しないこと
(5)国で定めた研修を受講すること(親族里親は該当しません)
里親になるまでの流れ
里親になるまでの流れは次のとおりです。
(1)児童相談所や里親支援センターへ相談。
(2)児童養護施設や乳児院で実習を含む研修の受講。
(3)必要書類を児童相談所へ提出し、里親申請をします。
(4)児童相談所による家庭の状況調査が行われます。
(5)和歌山県社会福祉審議会で里親の適否について審査します。
(6)和歌山県に里親認定により登録されます。
詳しくは下記をご覧ください。


















